
安全安価な量子ドット技術開発
Development of safe and inexpensive quantum dot technology
量子ドットとは
What are quantum dots?
量子ドットは、直径2~10nm程度の数十から数百個の特定分子の初期結晶微粒子で半導体的機能を有します。
光などのエネルギーを吸収しエネルギーに相当する波長の光を放ちます。同じ材料でできていても、サイズによって異なる色を発光するのが特徴で、サイズを小さくすると短波長の青い発光となり、逆にサイズを大きくすると長波長の赤い発光となります。つまり粒子の大きさを変えていくことで、目的とする色を発光させることができます。同じ材料でも粒子の大きさによって色が異なります。
既存の量子ドットのほとんどはカドミウムや鉛などの人体等に有害となるような重金属を含んでいるため、電子機器や医療機器への使用が制限されています。そこで、より安全な量子ドットの開発が求められています。
量子ドットを利用した二次電池の開発
Development of secondary batteries using quantum dots.
私たちはこの量子ドット技術を活用した、次世代超高性能二次電池の開発を目指しています。
量子ドットを二次電池に利用するメリット
- 従来のLFPリチウムイオン電池の性能を飛躍的に高める
- 高エネルギー密度、高電圧、充放電回数の飛躍的増加、充電時間の短縮
- 原料が世界中どこでも豊富にある鉄がベースのため、有毒金属を含まず安全安価に製造が可能
- 常温常圧下の水溶液中で製造するため大規模な製造装置が不要で環境負荷が少ない

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